【画像付き】お酒にはどんな種類がある?もっと楽しむための基礎知識を解説

わかりやすい画像付き お酒にはどんな種類がある? もっと楽しむための基礎知識を解説 お酒

この記事でわかること

  • お酒の種類を網羅的に紹介!
  • それぞれのお酒の造られ方や味の特徴を解説
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神崎 海


都内でミックスバーを10年間経営。
多様なバックグラウンドを持つ人々が集う空間を創り上げ、多くのお客様に愛されるお店を築き上げてきました。長年の経営経験から培われたコミュニケーション能力と、多様性への深い理解が強み。
自身もトランスジェンダー男性(おなべ)であり、その視点を活かした居場所づくりに定評があります。

「二十歳になったし、お酒に挑戦してみたいけど、種類が多すぎて何から飲めばいいか分からない…」 「今更だけど、ワイン、ビール、日本酒って、どう違うの?どんな味なの?」 「居酒屋でよく見る『サワー』と『酎ハイ』って、結局何が違うんだろう?」

この記事では、世の中にある様々なお酒の種類を、「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」という3つの大きなカテゴリーに分け、それぞれの代表的なお酒(ワイン、ビール、日本酒、焼酎、ウイスキーなど)の味の特徴や楽しみ方を、分かりやすく解説していきます。

最後には、居酒屋でおなじみのカクテルやサワー、酎ハイについても触れています。
ぜひこの記事を読んで、あなたの「お酒デビュー」や「お酒探求」の参考にしてください!

1.まずはお酒の基本を知ろう!

お酒の種類
醸造酒ぶどうや穀物を酵母で発酵させて造られたお酒。アルコール度数は比較的低めです。蒸留酒醸造酒を加熱してアルコールを抽出・凝縮したお酒。アルコール度数が高いのが特徴です。混成酒醸造酒や蒸留酒に果実やハーブ、スパイス、糖などを加えて風味を付けたお酒。

お酒の種類を学ぶ前に、基本的な知識を少しだけ押さえておきましょう。

日本の法律(酒税法)では、アルコール分が1度(つまり1%)以上含まれている飲み物を「お酒(酒類)」と定義しています。
なので、アルコール度数が1%未満のノンアルコール飲料や一部の甘酒は、法律上はお酒に分類されません。

お酒は、人類の歴史と共に世界中で造られ、飲まれてきた、文化と深く結びついた飲み物なのです。

お酒の種類は星の数ほどありますが、「どうやって造られたか(製造方法)によって、大きく次の3つに分類できます。
この分類を知っておくと、たくさんあるお酒の種類を整理しやすくなりますよ。

  1. 醸造酒(じょうぞうしゅ): ぶどうやりんごなどの果実や、お米や麦などの穀物を、酵母という微生物の力でアルコール発酵させて造るお酒。比較的アルコール度数は低めです。
    • 代表例:ワイン、ビール、日本酒

  1. 蒸留酒(じょうりゅうしゅ): 上記の醸造酒を加熱し、アルコール分を抽出・凝縮(蒸留)して造るお酒。アルコール度数が高いのが特徴です。
    • 代表例:焼酎、ウイスキー、ブランデー、ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ

  1. 混成酒(こんせいしゅ): 醸造酒や蒸留酒に、果実やハーブ、スパイス、糖などを加えて、味や香りを付けたお酒。リキュールなどがこれにあたります。
    • 代表例:梅酒などの果実酒、各種リキュール

では、それぞれの分類ごとに、具体的なお酒の種類を見ていきましょう!

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醸造酒:原料の風味を活かしたお酒

醸造酒は、原料となる果実や穀物をアルコール発酵させて造ります。
原料そのものの風味や、発酵によって生まれる複雑な味わいが魅力です。

  • 主な原料: ぶどう

  • どんなお酒?: ぶどうの果汁を発酵させて造る、世界的にもポピュラーなお酒。赤、白、ロゼ(ピンク色)が基本です。

  • 味の特徴: 使うぶどうの品種や作られた土地(産地)、熟成期間によって、味わいは千差万別!

  • 果実味あふれるフルーティーなものから、渋みや酸味がしっかり感じられるものまで様々です。

  • アルコール度数: 10~15%くらいが一般的。

  • 代表的な種類: 赤ワイン(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローなど)、白ワイン(シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランなど)。シュワシュワの泡が楽しめるスパークリングワイン(シャンパンが有名)も人気です。

  • 楽しみ方: 料理との相性(ペアリング、マリアージュ)を考えるのが楽しいお酒。白は冷やして、赤は常温に近い温度で飲むことが多いですが、種類によって様々です。

  • 初心者へのヒント: 種類が多くて迷ったら、まずはスーパーなどで手頃な価格で買える「チリワイン」や、ラベルに「やや甘口」と書かれたものから試してみるのがおすすめです。
  • 主な原料: 大麦麦芽、ホップ、水

  • どんなお酒?: 麦芽を発酵させ、ホップという植物で香りや苦みを付けて造られます。日本の食卓でもおなじみですね。

  • 味の特徴: ホップ由来の独特な苦味と、炭酸のシュワっとした爽快感が最大の魅力。最近は香り豊かなクラフトビールも人気です。発泡酒は、税法上の理由で麦芽の使用量を抑えるなどして造られた、ビール風味の発泡アルコール飲料です。

  • アルコール度数: 4~6%くらいが主流。

  • 代表的な種類: 日本で一般的なのは「ピルスナー」というタイプ。他にも「エール」「ラガー」「スタウト(黒ビール)」など、色や味わいの異なる様々なスタイルがあります。

  • 楽しみ方: キンキンに冷やして、喉ごしを楽しむのが定番!ジョッキでグイっと飲むのも最高ですが、グラスに注いで香りや泡立ちを楽しむのも乙なものです。

  • 初心者へのヒント: まずは日本の大手メーカーの定番ビールから。苦みが苦手な方は、フルーティーな「ホワイトエール」や、比較的苦みが穏やかな海外のビールなどを試してみるのも良いでしょう。
  • 主な原料: 米、米麹(こめこうじ)、水

  • どんなお酒?: お米を発酵させて造る、日本が世界に誇る伝統的なお酒。「清酒(せいしゅ)」とも呼ばれます。

  • 味の特徴: お米由来のふくよかな旨味や優しい甘み、そして「吟醸香(ぎんじょうか)」と呼ばれる華やかでフルーティーな香りが特徴。お米の削り具合(精米歩合)や製法によって、「純米酒」「吟醸酒」「本醸造酒」などに分類され、味もキリッとした「辛口」から、まろやかな「甘口」まで非常に幅広いです。

  • アルコール度数: 15%前後が多い。

  • 代表的な種類: 純米大吟醸酒、純米吟醸酒、特別純米酒、純米酒、大吟醸酒、吟醸酒、特別本醸造酒、本醸造酒など。(種類が多く複雑に感じるかもしれませんが、まずは「純米」系か、それ以外か、くらいで覚えておくと良いでしょう)

  • 楽しみ方: 温度によって味わいが変化するのが日本酒の面白いところ。「冷や(常温)」「冷酒(冷やす)」「燗酒(温める)」と、様々な温度で楽しめます。和食との相性は抜群です。

  • 初心者へのヒント: まずは居酒屋で「初心者におすすめの日本酒はありますか?」と聞いてみるのが一番! フルーティーで飲みやすい「吟醸酒」系や、スパークリング日本酒から試してみるのも良いかもしれません。
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2.蒸留酒:アルコール度数高め、個性豊かな世界

お酒の種類
ワイン
ブドウ
ブドウの果汁を発行させて作る人気のお酒
果実味からさんみまでぶどうや産地によって異なる
一般的に10~15%程度

ビール発泡酒
大麦麦芽、ホップ、水
麦芽を発酵させて作る爽快な飲み物
苦みと爽快な炭酸間
主に4~6%

日本酒
米、米麹、水
米から作られる伝統的な日本酒
豊かなうまみ、甘さ、果実の香り
しばしば15%程度

蒸留酒は、醸造酒をさらに蒸留してアルコール分を凝縮したお酒です。
アルコール度数が高く、クリアな味わいのものから、樽で寝かせて(熟成させて)複雑な風味をまとったものまで、個性豊かなラインナップが揃います。

  • 主な原料: 麦、さつまいも、米、そば、黒糖など、非常に多様!

  • どんなお酒?: 日本生まれの蒸留酒。使う原料によって風味が大きく変わるのが面白いところです。

  • 味の特徴: 大きく分けて2タイプ。「甲類焼酎」は何度も蒸留を繰り返すため、クセがなくクリアな味わい。酎ハイやサワーのベースによく使われます。「乙類焼酎(本格焼酎)」は一度だけ蒸留するため、原料(芋、麦、米など)の持つ豊かな香りや風味がしっかり残るのが特徴です。

  • アルコール度数: 20~25%が一般的ですが、本格焼酎には40%を超えるものもあります。

  • 代表的な種類: 芋焼酎(独特の甘い香り)、麦焼酎(香ばしく軽快)、米焼酎(日本酒に近い吟醸香)、黒糖焼酎(ほんのり甘い香り、奄美群島限定)、泡盛(タイ米使用、沖縄の伝統的な焼酎)など。

  • 楽しみ方: 水割り、お湯割り、ロック、ソーダ割り、ストレートなど、自由な飲み方ができるのが魅力。本格焼酎は、まずはお湯割りやロックで、そのものの風味を味わってみるのがおすすめです。

  • 初心者へのヒント: クセの少ない麦焼酎や米焼酎から試してみては? 芋焼酎は香りが特徴的なので、好みが分かれるかもしれませんが、ハマると奥深い世界が待っています。
  • 主な原料: 大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物

  • どんなお酒?: 穀物から造った醸造酒を蒸留し、木の樽で長期間寝かせて(熟成させて)造られるお酒。琥珀色が美しいですね。

  • 味の特徴: なんといっても樽由来のスモーキーな香りや、バニラやキャラメルのような甘く複雑な香り、そして深いコクと長い余韻が魅力。造られた国や地域によって「スコッチ」「バーボン」「ジャパニーズ」などの種類があり、それぞれ個性があります。

  • アルコール度数: 40%以上のものがほとんど。

  • 代表的な種類: シングルモルト(単一蒸溜所のモルト原酒のみ)、ブレンデッド(複数の蒸溜所のモルト原酒とグレーン原酒をブレンド)、バーボン(アメリカ、トウモロコシ主原料)、ライ(ライ麦主原料)など。

  • 楽しみ方: ストレート、ロック、少量加水(トワイスアップ)、ソーダ割り(ハイボール)など。まずはハイボールで気軽に楽しむのが人気ですが、慣れてきたらロックなどでじっくり香りや味わいを堪能するのもおすすめです。

  • 初心者へのヒント: 比較的に飲みやすいとされる「ブレンデッドウイスキー」のハイボールから試してみるのが良いでしょう。日本のウイスキーも世界的に評価が高く、おすすめです。
  • 主な原料: 主にぶどう(ワイン)、りんごなど果実

  • どんなお酒?: ワインなどの果実から造った醸造酒を蒸留し、樽で熟成させたお酒。ウイスキーと似ていますが、原料が果実なのが大きな違いです。

  • 味の特徴: 果実由来の華やかで芳醇な香りと、まろやかで深みのある甘みが特徴。高級なお酒というイメージがあるかもしれませんね。フランスのコニャック地方、アルマニャック地方産のものが特に有名です。

  • アルコール度数: 40%以上のものがほとんど。

  • 代表的な種類: コニャック、アルマニャック(共にぶどう原料)、カルヴァドス(りんご原料)など。熟成年数に応じて「VS」「VSOP」「XO」などのランク(等級)があります。

  • 楽しみ方: 食後に、グラスを手のひらで温めながら、香りをゆっくり楽しむのが伝統的なスタイル(ストレート)。ロックや、最近ではソーダ割りで楽しまれることもあります。

  • 初心者へのヒント: まずは比較的リーズナブルな「VSOP」クラスのコニャックを少量試してみては? チョコレートとの相性も抜群です。

これらはまとめて「スピリッツ」とも呼ばれ、そのまま飲むだけでなく、カクテルのベースとして非常に重要な役割を果たしています。

ジン:ボタニカルの爽やかな香り

  • どんなお酒?: 穀物などを蒸留したスピリッツに、ジュニパーベリー(針葉樹の実)をはじめとする様々なボタニカル(植物)で香り付けしたお酒。

  • 味の特徴: 爽やかでキリッとしたハーブのような香りが特徴。最近では様々なボタニカルを使った個性的な「クラフトジン」も人気です。

  • アルコール度数: 40%前後が多い。

  • 楽しみ方: ジントニックが定番中の定番!他にもマティーニなど、多くの有名カクテルのベースに使われます。

ウォッカ:クリアでクセのない万能選手

  • どんなお酒?: 穀物やイモ類を蒸留した後、白樺の炭などで濾過(ろか)して造られるお酒。

  • 味の特徴: 濾過によって雑味が取り除かれるため、無味無臭に近く、非常にクリアでクセのない味わいが特徴。

  • アルコール度数: 40%程度が主流ですが、中には90%を超える「スピリタス」のような強烈なものも。

  • 楽しみ方: そのクセのなさから、様々なジュースや炭酸飲料と相性が良く、モスコミュールスクリュードライバーなど、多くのカクテルのベースになります。冷凍庫でキンキンに冷やしてストレートで飲むのも通な飲み方。

ラム:サトウキビ由来の甘い香り

  • どんなお酒?: サトウキビの搾り汁や、砂糖を作る際に出る「糖蜜」を発酵・蒸留して造られるお酒。カリブ海周辺が主な産地です。

  • 味の特徴: サトウキビ由来の甘く芳醇な香りが特徴。樽熟成させない透明な「ホワイトラム」、短期間熟成させた琥珀色の「ゴールドラム」、長期間熟成させた濃い色の「ダークラム」があり、それぞれ風味が異なります。

  • アルコール度数: 40%前後が多い。

  • 楽しみ方: モヒートダイキリピニャ・コラーダなど、トロピカルなカクテルのベースとして大活躍。ダークラムはロックやストレートで、お菓子作りの風味付けにも使われます。

テキーラ:アガベが香るメキシコの魂

  • どんなお酒?: メキシコ特産で、「竜舌蘭(リュウゼツラン)」という植物の一種(アガベ・アスル)を主原料として造られる蒸留酒。

  • 味の特徴: 竜舌蘭特有の、やや青臭くも甘い独特の香りと味わい。熟成させない透明な「ブランコ(シルバー)」、短期間樽熟成させた「レポサド」、長期間樽熟成させた「アネホ」などがあり、熟成が進むとまろやかさが増します。

  • アルコール度数: 35~55%程度。

  • 楽しみ方: ショットグラスで一気に飲む「ショットガン」(塩とライムを一緒に楽しむスタイルが有名)や、マルガリータなどのカクテルのベースとして知られています。
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3.混成酒:甘くて飲みやすい、彩り豊かなお酒

お酒の種類
果実酒
果物をアルコールに付け込んで作られます。
リキュール
風味を加えたスピリッツベースのアルコールです。

混成酒は、醸造酒や蒸留酒をベースに、果物やハーブ、スパイス、砂糖などを加えて、新しい味や香りをプラスしたお酒です。
甘いものが多く、食前や食後に楽しんだり、カクテルの材料としても大活躍します。

  • どんなお酒?: ホワイトリカー(甲類焼酎)やブランデー、日本酒などのお酒に、梅やゆず、あんず、カリンなどの果実と、氷砂糖などを一緒に漬け込んで造られます。
    家庭で手作りされることも多いですね。

  • 味の特徴: 漬け込んだ果実由来の甘酸っぱさと、フルーティーな香りが特徴。ベースとなるお酒によっても風味が変わります。

  • アルコール度数: 8~15%くらいのものが多い。

  • 楽しみ方: ロック、ソーダ割り、水割り、お湯割りなど、お好みで。ヨーグルトにかけたり、デザート感覚で楽しむのもおすすめです。
  • どんなお酒?: ジンやウォッカなどの蒸留酒(スピリッツ)をベースに、果実、ハーブ、スパイス、ナッツ、クリーム、卵など、様々な副材料を加え、砂糖やシロップで甘みを付けて風味豊かに仕上げたお酒。

  • 味の特徴: とにかく種類が豊富! フルーツ系の甘いもの(カシス、ピーチなど)、ハーブやスパイス系の独特な風味のもの(カンパリ、シャルトリューズなど)、ナッツやクリーム系の濃厚な甘さのもの(カルーア、ベイリーズなど)など、多種多様。色鮮やかなものが多いのも特徴です。

  • アルコール度数: 15~55%くらいまで、非常に幅広いです。

  • 楽しみ方: カクテルを作る上で欠かせない存在です。多くのカクテルが、ベースとなるスピリッツに様々なリキュールを組み合わせて作られています。もちろん、ロックやソーダ割りで、リキュールそのものの味を楽しむこともできます。
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4.もっと身近なお酒:カクテル、サワー、酎ハイの違いは?

お酒の種類
カクテル
様々な材料を混ぜたアルコール飲料
サワー
柑橘系と炭酸の蒸留酒
酎ハイ
焼酎ベースの飲み物で風味と炭酸

最後に、居酒屋メニューでおなじみの、これらの飲み物について解説します。
これらは上記の「醸造酒・蒸留酒・混成酒」という分類とは少し異なります。

すでにご紹介した通り、カクテルとは、ベースとなるお酒(ジン、ウォッカ、ラム、テキーラ、ウイスキー、ブランデー、リキュール、ワイン、日本酒など様々!)に、他のお酒やジュース、炭酸、シロップ、果物などを混ぜ合わせて作る飲み物の総称です。

まさに無限の組み合わせがあり、バーテンダーの腕の見せ所でもあります。甘いもの、さっぱりしたもの、アルコールが強いもの、弱いもの、本当に様々です。

「サワー(Sour)」は、英語で「酸っぱい」という意味。
日本では一般的に、焼酎やウォッカなどの蒸留酒をベースにして、レモンやライム、グレープフルーツといった柑橘系の果汁を加え、炭酸水で割った飲み物を指します。

居酒屋の定番メニューで、さっぱりとした酸味と炭酸の爽快感が食事にもよく合いますね。「レモンサワー」「グレープフルーツサワー」などが代表的です。

「酎ハイ」は、もともと「焼酎ハイボール」の略で、焼酎を炭酸水で割ったものを指していました。

しかし現在では意味が広がり、焼酎(特にクセのない甲類焼酎)をベースに、果汁、シロップ、お茶(ウーロン茶、緑茶など)などで風味を付け、炭酸水(またはお茶など)で割った飲み物全般を指すことが多くなっています。

「サワー」と「酎ハイ」の区別は、実はお店によっても異なり、かなり曖昧です。
一般的に、柑橘系の果汁を使ったものを「サワー」、それ以外(お茶割りや甘いシロップ系など)を「酎ハイ」と呼ぶ傾向があるかもしれませんが、厳密な定義はありません。

「レモンサワー」も「レモンハイ」も、中身はほぼ同じものと考えて良いでしょう。
「ウーロンハイ」「緑茶ハイ」なども酎ハイの一種です。

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5.まとめ:お酒の種類を知って、もっと楽しもう!

今回は、たくさんあるお酒の種類について、基本的な分類方法から、それぞれの代表的なお酒の特徴、味わい、楽しみ方まで、初心者向けに解説しました。

  • 醸造酒: 原料を発酵させて造るお酒(ワイン、ビール、日本酒など)。原料の風味が豊か。
  • 蒸留酒: 醸造酒を蒸留してアルコール度数を高めたお酒(焼酎、ウイスキー、ブランデー、ジン、ウォッカ、ラム、テキーラなど)。度数が高く、クリアなものから複雑な風味のものまで様々。
  • 混成酒: お酒に果実やハーブ、糖などを加えて風味付けしたお酒(梅酒、リキュールなど)。甘くて飲みやすいものが多い。

これだけたくさん種類があると、どれから試そうか迷ってしまうかもしれませんね。
でも、難しく考える必要はありません。
まずは、今回紹介した中で「美味しそう!」「飲んでみたい!」と感じたものから気軽に試してみて、自分の好みを見つけていくのが一番です。

スーパーやコンビニ、居酒屋など、身近な場所にも様々なお酒があります。
ラベルを見たり、店員さんに質問したりしながら、少しずつお酒の世界を探求していくのは、きっと楽しい経験になるはずです。

ただし、忘れてはいけないのが、お酒は適量を楽しむということ。
飲みすぎは健康を損なうだけでなく、周りの人に迷惑をかけてしまうこともあります。

二十歳になったばかりの方は特に、自分のペースを守り、無理のない範囲で楽しむように心がけましょう。

この記事が、あなたの「お酒のある生活」をより豊かに、そして楽しくするための一助となれば嬉しいです。

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